サワッディーカァー(^人^)
悲しいお知らせです。
母が可愛い孫の為に日本から送ってくれた荷物が…
こちらの願い届かずで郵便局から憎き緑の通知書が届きました( ´Д`)y━・~~
これで何度目だろうか・・毎回母から届くものが引っかかるw
しかもいつものとは様子が違うやつ。
関税の欄が空欄!?赤文字判子が二カ所!?
SNSで日本から届いた荷物がチェンワッタナにあるから取りに行かないといけない!という嘆きツイートを目にしたことがあるけどもしやコレでは!?
ということでチェンワッタナという場所で日本から荷物を受け取ったときの話です。
ちなみに今まで関税がかかった場合の荷物の受け取りはバンナー郵便局でした。
★郵便局での受け取り方法はこちら↓↓↓
日本からタイへ届いた郵便物の関税&受け取りについて。チェンワッタナ行きの通知書&持参するもの
いつもの通知書と違う箇所がこちら。
<説明>
・青枠(受け取り先)=『郵便税関サービス部門』でチェンワッタナのバンコクEMSセンター内にあるPostal Customs Servise Divisionというところ。
・赤枠①=7日以内に荷物を取りに来てという通知
・赤枠②=税関の連絡先(問い合わせ先)
・オレンジ枠=関税の査定欄 ※今回は空欄
ということでどうやらチェンワッタナのバンコクEMSセンターまで取りに行かないといけないようです(チーン)
・緑の通知書
・パスポートと写真ページのコピー(現地にコピー機あり)※コピーにサイン要
・関税を支払うための現金 ※振り込み可
・感染が気になる方はマイボールペン(青)
・勇気(vs税関員)
通知書裏の数カ所に事前に記入しておくと時間短縮になります。
私が現地で求められた記入箇所は4箇所。
名前、パスポートナンバー、空欄に電話番号、最後にサインのみ。
行き方
まずバンコクEMSセンター内にある郵便税関サービス部門の場所がこちら。
<地図>
最寄駅は開通したばかりのレッドライン、ラックシー(Lak Si)駅になります。
行き方はいくつか考えられると思うけど・・
BTSで行くならBTSワット・プラシーマハタート駅まで行ってそこから路線バス+徒歩、もしくはタクシーでも行けるかと。
私は最寄りのラックシー駅から行ってみたかったので、ちょっと遠回りになるけどBTSモーチットからブルーラインに乗り換えバンスーへ。そこからレッドラインに乗り換えてラックシー駅まで行きました。
駅からEMSセンターまでは徒歩15分程。意外と楽しめる道のりなので個人的には行きは徒歩で行かれることをお勧めしたいです( ´ ▽ ` )ノ
駅から目的地までは地図で書くとこんな感じです。帰りは駅までバイタクに乗りました。
↓↓↓レッドラインについて書いた記事はこちら^^
日本製車両のSRTレッドラインが8月2日に開通!運賃無料期間中に楽しんできました♪無料期間を終えて有料になったレッドライン。
バンスー駅からラックシー駅までは27バーツでした。
ラックシー駅到着!
駅前にはIT スクエアラクシーというモールがあって面白そうだけど、今回は時間がなくて寄り道は断念。
改札を出て①③番出口方向へ。
下に降りて高架が見える方向へと歩いていきます。ちゃんと歩道が続いてるのでご心配なく。
ここで道路を横切らないといけないんですけど陸橋も交差点もないので注意が必要。タイミング良く一人の男性が手を上げながら渡り始めたのでその人を盾にして一緒に渡りました。
渡った先から駅方面を撮影した写真。ちょっと勇気がいるかもしれません。
そこから郵便局方面に歩いて行くと右手にタイ語でタラートラックシーと書かれた門が現れるのでここを右折します。
最初ここで曲がると知らずにさらに先まで進んでました。汗
後から知ったけどこの先からでも右折で郵便局近くまで行けたようです。でもここで曲がって行く方が楽しいです。
右折すると「えっ?本当にここから辿り着けるの!?」とちょっと不安になるような道。
突き当たりまで歩いて行くと川の上にターコイズブルーの橋があるのでここを渡ります。
橋の上から撮影した景色。
川沿いに並ぶ高床式の家々が眺められて風情があっていいな〜と思う反面、奥には高いコンドが立ち並んでいて貧富の差も感じ取れてしまう景色ではある。
橋を渡ってすぐ左折。これも最初間違えて真っ直ぐ行ってしまい行き止まりを食らった。。
この通り、川沿いで暮らすタイ人たちの暮らしが垣間見えて色々と興味深いです。
壁にカラフルなタイルが貼られていたりペンキが塗られてたりとお洒落に見える家も。
住宅街なのでまじまじと撮ることは控えましたが小さな商店もいくつか目にしました。
(これはスマホで撮影したからボケてますw)
中学生くらいの女の子が椅子でリラックスしながら本を見てたり、おじちゃんが上半身裸で大きなたらいの中で食器を洗っていたり、女の子がお父さんらしき人が乗るバイクに跨って先の家を訪ねていたり・・そんな日常の暮らしを横目に歩くのが新鮮でした(´ω`)
そして門をくぐってから出口まで歩くこと10分ほど・・ようやく出口が見えて車やバイクが頻繁に行き交う大きな通りに出ました。門の出口周辺にはいくつかのタイ食堂も出てましたよ。
肝心のEMSセンターはすぐそこ!右手に門が見えるのでここを入っていきます。
無事に到着〜♪
知らない場所へ一人で行くときのワクワク感。一体いくら関税取られるんだ?というハラハラ具合も相まって悪くない緊張感です。
建物手前の入り口は郵便局。もう一つ奥にある入り口から入ると目的地の『Postal Customs Service Division』があります。
入り口付近にいたおばちゃん担当員に緑の通知書を見せるとあっちだよと教えてもらいました。入って斜め右向かいにあるこちらが郵便税関サービス部門の入り口のようです。
★受付時間は8時半〜16時半まで。但し12時〜13時はイミグレ同様に閉まるので余裕を持って受付した方が早く済みます。
さぁ、いざ出陣!!
受付 〜 荷物の受け取り
①受付で通知書、パスポート&コピー(サイン要)を提出
②キューナンバーを受け取り、待合スペースで自分の番号がアナウンスされるまで待つ
③呼ばれたら指定カウンターへ行き、税関員とともに中身を確認(交渉)
④計算された関税を支払い荷物を受け取って終了
まず中に入ってすぐ左手に受付があるので緑の通知書とパスポート&パスポートコピーを渡します。私の時は無愛想なおばちゃんが担当でした。
スムーズに行けばすぐにキューナンバーが渡されると思いますが、私は通知書裏に何も書いてなかったのとパスポートコピーにサイン未記入だったので指摘されてすぐ側のテーブルで書いてから渡しました。
コピーを忘れても大丈夫。すぐそばの通路にコピー機が置いてるので隣の事務所の中の人に声をかければ取ってもらえると思います(料金は未確認)
建物の入り口入って左側のインフォメーションでも1枚2バーツで取ってもらえますよ。
キューナンバーを受け取って外の待合スペースで呼ばれるのを待ちます。
ちなみにキューナンバーと受付カウンターナンバーのアナウンスはタイ語オンリー。私が見る限りイミグレにあるようなナンバー表示される掲示板は見当たらなかったし、外国人だからと英語でアナウンスされることもなかったです。
タイ数字だけでも覚えていかないと呼ばれたことにも気づかない・・なんてことになるので注意が必要ですね(来なければ呼びに来てくれる・・かも!?)
しばらく待つと番号を呼ばれたので中に入り5番・・5番・・と探していくとそれらしい荷物がポンと台の上に置かれた状態で待ってました。
フェイスシールドが張られたブース内にいたのはおじちゃん税関担当員。ここにいる人たちは郵便局員と制服が違う。他の男性スタッフと談笑中だったのと一見優しそうな風貌だったで緊張が緩みました。
私と担当員とのやり取り。
私が荷物の前に立つと外に出てきて「これは何?」と聞かれ、「自転車です」と答えるとやはり何故ここに呼ばれたのか予感が的中。
伝票に記載された物の価格が「10円」と記載されてたのが問題でした。
母が可愛い孫にと送ってくれた自転車。日本の郵便局員にギフトだからと「10円」で記載するようアドバイスを受けたからそのまま書いたと言ってました(0円はさすがにないからと)
結論を述べるとギフト扱いでも商品の購入額(見積額)は記載しないといけないということ。
そしてそれに対して関税をかけるかどうかは金額と担当税関員の裁量次第ということも肝に銘じておかないといけない。
なるべく関税がかかりにくいよう荷物を送る際にはいくつかの点に気をつけることも大事だけど、これが年寄り相手だと中々対応が難しかったりもします^^;;
予想通り「金額はいくらぐらい?」と聞かれたので予め母から聞いていた金額から少し下げた金額を告げました。
その後、担当員はブースの中へ戻り関税品目表をペラペラとめくりチェックしてる様子。
再びこちらに出てきて「この自転車は鉄?(เหล็ก??) 鉄なら税率30%でプラスチックなら10%だよ」と言われ、正直中身を見てないのではっきりとは分からない。
けど重さや年齢を考えたら普通スチール製よな・・と心の中で思いつつも「うーん、多分そうだと思うけど見てないので分からない」「中を開けてもらってもいいですよ」とまで言ってみた。
けど担当員は「いやそれはいいよ」と言って開けようとせず(単品包装だったので悪いと思ってくれたのかな?)
その後も「うーん・・」と濁してると「わかった、わかった、もういいよ!」と苦笑いしながら私の肩をポンっと軽く叩き再びブースへ。
どうやらプラスチック扱いにしてくれたようでラッキーでした。
何やらパソコンでかちゃかちゃと操作してから差し出された一枚の領収書。
ん?自分が計算した関税額より高い。
担当員は「現金でも振り込みでもいいよ」とすぐに支払い催促してきたけど「いえ、確認するのでちょっと待ってください」と言ってもう一度計算してみるも課税標準額が不明。
領収書には関税額しか記載がないので「この金額の根拠は?」と聞いてみて発覚した。
私は自転車の金額を「4,000円」と伝えたつもりだけど、どうやら担当員には「4,000バーツ」と伝わっていた。そりゃ高くなるわー
すぐに「いや4,000バーツじゃなくて4,000円です!!!」と訂正したけど、おじちゃん担当員も多分領収書をもう一回出すのが面倒だったのか苦笑いしながら「もうそれで払ってよ」的な態度へ一変ww
私も悔しくて「ウォ〜イ(自然と出たw)」と嘆きを入れてみたり「母が孫のために送ってくれたプレゼントなんです」と言ってみたけど「30%計算だったら近い金額になるし」と。
最後には関税品目表の自転車のページを直で見せてくれて「ほらここに30%って書いてるでしょ?」とまで。
確かに子供の自転車は30%と英語で書かれてるのを確認。そこには鉄とプラスチックの違いは書かれてなかったように思う。
「くぅ〜、金額伝えるときにもっとはっきりと「円」もしくはバーツ額で伝えるべきやった!!そしたら500バーツの関税支払いで済んだのに」とその時の自分を何度も呪った。
まぁ最初から中身確認されて30%って言われてたら提示額より100バーツは高くなってたし・・おじちゃんの温情が消えただけと思えば・・と最後は納得する理由を見つけて落ち着きました(泣)
支払いは振込アプリで支払いました。
驚いたのは振込先の口座名義が担当員の名前だったこと。領収書の受領サイン欄と同じでした。
私たちから徴収した関税は一体どういう使い道となってるんでしょうね?
まさかポケットマネーに・・なんてことは考えたくないしあり得ないと思うけど、なんといってもここはアメージングタイランド(´ω`)
最後に白い紙を出口付近にある窓口に渡して終了!!
無事に荷物を受け取ることが出来ました。
荷物の追跡方法
追跡ナンバーのある荷物ならタイと日本側の郵便局サイトで荷物がどこにあるか確認できますよね。
★日本の追跡サイト:個別番号検索 – 日本郵便
★タイの追跡サイト:Track And Trace : EMS : Thailand Post
↓↓↓タイの追跡サービスについてはブログにも書いたのでご参考に。
タイから送る郵便物の追跡サービス&料金の確認方法。今回届いた荷物を追跡サイトで確認した結果
<日本の郵便局側>
12/6にバンコクEMSセンターで止まってましたが、タイで荷物を受け取った12/9「お届け済み」までちゃんと表示されてました。
<タイの郵便局側>
一方、タイの追跡サイトでは荷物を受け取った後も表示は変わらず、12/6のバンコクEMSセンター止まりで配達中のまま。”Final delivery”まで完結せず終えてます。
ちなみに直接荷物が自宅などに届いた場合は最寄りの郵便局に届いてから配達されます。
でもこの先を確認できるサイトがありました!!
SNSで知ったのですがタイの税関サイトで確認できるようです。
★税関サイト:https://e-tracking.customs.go.th/ETS/index.jsp
「e-Tracking」というサイトから以下の要領で確認出来ます(タイ語のみ)
追跡ナンバーを入力すると情報が表示されます。
検索してみるとタイの郵便局サイトで確認できた後の荷物の動きを確認出来ました!
受取人への引渡し済みまで表示されてます。
どうやら関税対象の荷物に関してはこちらのサイトで詳細確認できるみたい。
今回届いた荷物は関税額が表示されてない(決まっていない)通知書が届いたのでここにも金額は表示されてませんが、もし関税額が確定している場合にはここにも金額が表示されるようです。
通知書が届いてなくても追跡ナンバーさえ分かればこちらのサイトで確認できるようなので、万が一荷物が届かない〜という場合には確認してみると良さそうですね!
まとめ
建物を出る前に出口付近のカフェショップでラテを買い座って心を落ち着かせてから帰りました(どんだけ)
カフェショップとは反対方向にトイレと小さいフードコートもありました。主に職員が利用してそうでしたが一般の人も見られたので使えそうです。
帰り、EMSセンター前の通りにバイタクやタクシーがよく通っていたので簡単に捕まると思います。
私は片手で持てる大きさの荷物だったのでバイタクでラックシー駅まで(30バーツ)
おじちゃんドライバーが手の位置(肩じゃなく腰)や荷物の持ち方を乗ってる最中に指示してくれたり着いてからも「どこに行くの?アソーク?」と心配してか聞いてくれて優しかったです^^
お役所系は毎度緊張感がありますが、こんな私でも簡単なタイ語でなんとかやり取り出来ました。この時は見かけなかったけど外国人も来るだろうから多分英語も通じるはず。
私と同じように「何これ?」という通知書が届いた人の参考になれば幸いです。
では行ってらっしゃいませ!!
ウド子
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