サワッディーカァー(^人^)
10月は連休が立て続けにあったのでシラチャーに引き続き、急遽浮上したカンチャナブリー1泊旅行。
あるレンタカーのオンラインサイトでは予約が取れず諦めかけたけど、旅行当日の朝に別のレンタカー屋で無事借りることができたのでそのままカンチャナブリー最北部のサンクラブリーへと行ってきました〜♪
今回の最大の目的。
世界で二番目に長い(タイ国内では最長)と言われている木造橋を見るため!!
前々からウド男さんが行ってみたいと申しており私も興味を持ったので是非行ってみたいなと。
ってことで片道約6時間&380キロの旅、弾丸で行って参りました( ´ ▽ ` )ノ
想像以上に観光客がどえらいことになってたけど、橋からの眺めが良くモン族という少数民族の生活も垣間見えるので是非オススメしたい場所です。
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モン橋とは
タイ・カンチャナブリー県サンクラブリー地区にある全長850メートルの木造橋で世界で二番目に長いと言われています。
モン橋(正式名称はウッタマヌソン・ブリッジ)はモン族出身のウッタマ師を称えるためにモン族の手によって1987年頃に建設されました。しかし2013年7月には3日間続く大雨で橋の中央が決壊。その後時間をかけて修復されたようです。
「じゃあ世界最長の木造橋はどこなんやろう??」と調べてみると、木造橋としてはミャンマーにあるウーベイン橋(1850年頃完成)が1.2キロメートルあり世界最長。
けど何故か日本の静岡県にある蓬莱橋が897.4メートル(1879年完成)あり、島田市(静岡県)のサイト上では『世界で一番長い木造歩道橋とギネス認定された』と謳われてました。
なんだか疑問が残りますが、長さだけでみれば日本の蓬莱橋は世界で二番目。ということはこのモン橋は世界では3番目に長い木造橋になるのでは!?と密かに思っている私ですw
何か基準にしてるものが違うんだろうか・・
モン橋の場所
モン橋はミャンマーとカンチャナブリー県の国境側サンクラブリー地区にあり、バンコクから片道380キロほどの距離で車だと大体6時間ぐらい。
途中休憩を入れながらとなると6時間以上かかるので中々の気合いが必要な距離。
2年前に泊まりにいったヒントックリバーキャンプより140キロ以上も先!!
バンコク市内からレンタカーを利用して雨季の初カンチャナブリ旅へ!【レンタカー・宿泊編】日本で言うと大阪から長野県ぐらいの距離ですね(大阪出身なので大阪基準w)
しかしカンチャナブリー県ってタイ国内では3番目に大きいんですね〜。しかも観光スポット盛り沢山!!
滞在期間にも寄るけど1度や2度の旅行では回りきれないので何度でも行ってみたい県です。
ノンタブリーだったかなコンパトムだったか?
道中でやたらめったらとガイヤーンの露天が登場したのですが名産なんかな??何度も誘惑に駆られたけど結局タイミングを逃し口にすることができなかったのが心残り(目的が違う)
ただ途中で寄ったナコンパトムのPTT(ガソスタ)にソムオー専門店が出てたので即買い。
やっぱりナコンパトム産のソムオーは甘くてバンコクのそれと全然違う!!と舌鼓を打ちました。笑
夕暮れ時&早朝の托鉢タイム
私たち宿から車で向かいました。宿はモン橋に行きやすい場所を選んだので(と言っても直前に唯一空室を見つけたところ)車で15分ほど。モン橋で早朝から行われる托鉢を体験するならサンクラブリー泊をオススメします!
夕暮れ時のモン橋
午前中にバンコクを出発して宿に着いたのが17時頃。橋から夕陽が見たいと早めに向かいました。
しかし下調べ不足で橋のどちら側から行けば良いのかが分からず。。Googleさんの指示通りに走ったところ橋のモン村側(青印)へ到着。
車は青印側の通り沿いにずらりと路駐してる車があったので邪魔にならなさそうな場所なら止めても大丈夫そうでした。でも道自体がそんなに広くないので注意が必要。
あまり橋に近づいてしまうと土産物屋が出没するので早めに停車場所を見極めて止めた方が良いかと。
地図をアップにして路駐スペースを黄色印で示したものがこちら。他の通りにも駐車スペースがあるかもしれません。
橋に続くサパンマイ通りは土産物屋が連なり徐々に賑やかな雰囲気に。
道の両端にはモン族などによって作られた洋服やアクセサリー、食器類や鞄などなどワクワクするような品がいっぱい売られていてテンション⤴︎⤴︎⤴︎
いかにもなデザインのヘアゴムも可愛い〜♡天然石?キーホルダーも手作り感あっていいですね。
私は試食して美味しかった小魚を購入。プラー・フアユンって直訳すると忙しい頭の魚??ミャンマーから入ってきたもののようです。ウド男氏はモン橋デザインのTシャツを購入(Tシャツが増えてゆく・・)ウド助がこのタイらしいテロテロ素材のピンクを「これほしい!」と言うので即却下。他で可愛いモン橋デザインの見つけて買いましたw
私もこの通りでなんと90バーツの可愛いトップスを購入。生地もしっかりしてるし普段使いもできて◎
そこのお姉さんがウド助にと可愛いうちわをくれた。これもミャンマーからって言ってたかな?ウド助が「ようちえんにもあるよ」と。確かにバンコクでも似たようなのあるね。
と、土産話が長くなりましたが・・
橋に到着。入り口上部にウッタマン師の写真が飾られています。
橋の名前が書かれた看板にはタイ文字とモン文字が併記されてる〜
そしてモン文字はタイ語以上に記号でしかない!!何かの暗号っぽくも見える。笑
橋周辺で商売してたお兄さんは「僕はモン族だけど読めないよ」と言ってました。モン族はモン語を話すというけどモン文字は引き継がれてないのかな?
この日見たかった夕陽は残念ながら見れず!そして勝手に人があまり居ないであろう橋を想像していただけに観光客いっぱいの光景を目にしてびっくり。橋の上にはモン族の衣装を纏い花飾りが付いた器のようなものを頭に被ってポーズを撮るモン族の子供たちもいました。
観光客は友達同士やファミリーで来てるタイ人ばかりで、少なくとも私たちが居たこの時にはファランや日本人らしき観光客には全くと言っていいほど出会いませんでした。「ファラン観光客がいないのが不思議や」とウド男さん。場所が遠いから?足を確保するのが難しいのかな。
モン村側から渡り始めた時の景色。
左下には”モンの家(バーン・モン)”という建物がありキャンプを楽しんでる人たちの姿が。右側にもキャンプしてる人たちやボートが並んでるのが見えます。ここでキャンプなんて贅沢!
木造ということで結構渡るのがスリリングでもある。足元は隙間から下が見えるし横から見ると長さがバラバラの横板が並んでて心もとない感じ・・。この縦張りしてるとこを歩くとちょっと安心感ありますw
逆にこの点が味わいあって眺める分にはいいけどいざ自分が渡るとなるとハラハラドキドキ・・笑
けど現地の犬たちには居心地が良さそうだ。
モン村と逆側(地図の赤印側)には飲食ができるお店も。シリスワンキーリー橋(通称赤い橋)という橋もあって、こちらはコンクリで造られているので安心。でもやっぱりモン橋の方が趣があっていい(´ω`)
階段を降りて橋の断面を撮影。
見てくださいよこの造り、凄くないですか?原始的だけどある意味芸術とも呼べるかも。
早朝の托鉢体験
毎日大雨でも必ず行われるというお坊さんの托鉢(食糧などの施しを受けること)の様子がモン橋で見れるというので翌朝早起きして行ってみることに!
ただ朝の何時に行けば見れるのか??ネットで調べてもいまいち不明。
宿のオーナーに聞くと「大体7時頃」と教えてもらったので人が少ないことを期待して6時半頃に行きました。
今回はモン村とは反対側(地図の赤印側)の適当な場所に駐車。すると送迎用のバイクに乗ったお兄さんが待っていたかのように即座に声をかけてきました。
最初は「橋まで1人100バーツで送るよ〜」と聞き取ったので「別に歩いて行けるしなぁ」と一旦は断ったものの「托鉢用のお供え物もセットか!」ということに気づきお願いすることに。あとこのバイクにも乗ってみたかった(´ω`)
お供え物が入ったカゴを手にブィィィ〜ン。
「何をタンブンするんやろう?」とカゴの中を見るとお水や白ご飯、クッキーやタイの雪の宿、トイレットペーパーに1本の長い植物(お花)が入ってました(生活の糧となるもの)
朝の6時半、これから橋に向かうのか?橋の方に続くサームプラソップ通りにはオレンジ色の袈裟を着たお坊さんたちが並んで歩いてる姿が見え「もう托鉢が始まってる!」とちょっと焦る。
この通り沿いでもお供え物が買えるみたい。
バイクのお兄さんには「ここでタンブンしていくといいよ」と言われたけど私たちはせっかくだし・・と橋の方まで行ってタンブンしました。
が、結果こっちでしていけば良かったー!と後悔。橋の近くで行われてる托鉢(タンブン)は観光客がいっぱい並んでてなんだか流れ作業的な・・一種のイベントのようにも感じられてうーーんといった感じ。。
そしてバイクはここまで。看板がある方向から歩いて向かいます。
こんな下り坂を進んでいきますよー
ウド助が自分で持つと言ってお供え物のカゴを一生懸命運んで降りてくれました。転ばないか、落とさないかとちょっとヒヤヒヤしたけど頑張りました。途中おじさんに「ワイマイ?ワイマイ?(できる?)」と聞かれ首を横に振る子。笑
6時45分で既にこの状態。托鉢も始まってます。それにしてもいい眺め〜
この状況を見ると6時頃に来た方が人も少なくて風情がありそう。
これはミャンマーで有名な“タナカ”という化粧品パウダー。ここでは水に溶かしてドロッとさせた液に型を浸して両頬にポンっと華やかにしてくれました^^
この時ウド助は「やらない」と言って拒否。パパとママが押されてるのをじっと見てるだけ(後に別の場所で自ら希望w)
橋付近ではお供え物とモン族衣装のレンタルも可能。この衣装はちょっと着てみたかったな。
赤い橋にお坊さんが並んで立っているのでお坊さんが持っている入れ物に順に入れていきます。本来托鉢のタンブンは裸足で行うもののようですけど観光客は許されそうですね。
青い袋はタンブンされた品で溢れていて花は後に積み重なってる状態。こんなに食べ切れるんでしょうか?
袋に入りきらず下に置いてました。
ウド助も初めての托鉢体験。ちゃんと自分の手で入れることができたし貴重な体験になったね(´ω`)
7時頃にタンブンを終えた後はウド男さんご希望のボートツアー(1時間)に参加。※次の記事で書きます。
その後、サームプラソップリゾートという宿専用の朝食会場から撮影。右側にモン橋、手前に赤い橋が見える〜
最初ここで朝食食べれるかも?と中のスタッフに聞くと宿泊者じゃないとダメと。でもここの責任者っぽい女性が1人200バーツなら利用してもいいわよ(特別に)と言ってくれたので眺望目的で利用しました(ウド助は無料)
ビュッフェの内容は正直大したことないけど見晴らしが最高!!
駐車場も宿泊者のみ利用可能ですが私たちも利用できました(駐車場管理してるスタッフが聞いてくる)
ここから橋を見て気づいたのが徐々に観光客が減って9時半過ぎには良い写真(1番目の写真)が撮れるってこと!
人が居ない(少ない)タイミングで撮影したい場合は朝の托鉢タイム以降〜夕方までが狙い目かもです。
ポイントまとめ
以上、モン族によって建設されたサンクラブリーの木造橋について書いてみました!
味わい深い木造橋に早朝の托鉢、モン村の土産物屋にボートツアーと見応えたっぷりで行って良かったです^^
最後に今回モン橋に行ってみて分かった点やオススメしたい点を私なりに以下にまとめてみました。
・モン橋へはサンダルよりスニーカーの方がオススメ
・橋の両側で駐車可能、ただし夕方は混み合うので早めが吉
・土産屋はモン村側(サパンマイ通り)に沢山並んでいる
・早朝の托鉢タイム→朝6時半には既に並んでいる
・橋付近よりサームプラソップ通りでタンブンする方が本格的かも・・
・タンブン用のお供え物は購入可、モン族衣装のレンタル有り
・橋付近にも宿が沢山ある(キャンプもできそう)
・橋付近からボートツアーにも参加できる ←オススメ!
・橋の撮影は夕日バック→橋の下から、橋の上→9時半以降〜混み合う夕方までが狙い目
時期によって変わるかも知れないけど今後行かれる方の参考になれば嬉しいです。
ウド子
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