サワッディーカァー(^人^)
藍染の特産地として有名なタイ北部プレー県。
というのを結婚式に参列するためプレー県に行くことが決まってから初めて知ったウド子でございますー
藍染の服と言えばバンコクやシーチャン島で買ったものを持ってるけどもしやこれもプレー産かも??
プレーは一泊二日の短い滞在だったけど「これは絶対に体験して帰りたい!」と藍染め体験決定♪
今まで身近で藍染め体験した話って聞いたことなかったしタイの貴重な伝統技術を体験できるなんて滅多にないからワクワクでした♡
もしプレーに行く人がいたら藍染体験は必須!!と伝えたいぐらい。
とにかく今まで知らなかったタイの文化に触れられて嬉しい!というのが率直な感想です(もちろん結婚式も♪)
この記事で藍染め体験の様子をまとめてみたので今後の参考になれば嬉しいです^^
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プレー県の藍染めとは?
日本にもある藍染め。
恥ずかしながら私は青く染められた服を見て「これが藍染めの服か〜」なんて単純に思う程度でした。
ちゃんと調べてみると藍染めとは植物から抽出された染料(藍)を使った染色技法、または染められた染物のことをいうようです。
また、藍染された生地や衣類には様々なメリットもあって防虫効果や消臭・保温効果もあるとか(参考)
タイで藍染に使われてる植物は3種類。この中の一つ、ホーム(ห้อม)という植物はラオスからの移民によって染めの技術とともに運ばれてきた植物で栽培条件を理由にプレー県でしか栽培されてないんだそう(シェードツリーがあって涼しく湿度の高い土地でしか育たない)
しかも藍染に使う藍液を作る過程ではタマリンドウォーターを加えるのがプレー県ではスタンダードなんですって(DACO情報より)
これは想像すらできなかったので意外でした(゚∀゚)
そんな伝統的な自然染の文化が若い人たちにも受け継がれてるんですね!
体験した場所
今回私たちが体験させてもらったのはこちら!
モーホーム学習センター『@バーン・パーギアム(บ้านป้าเหงี่ยม)』

場所はプレーのトゥンホーン地区にあります。ここが中心部になるのかな?
藍染製品が売られてるトゥンホーン市場の通りにあるのでこの周辺で買い物することもできますよ(´ω`)
青い看板のあるここが入り口。駐車スペースをメールで聞いたら”น้ำเต้าหู้”のとこに止めていいと言われて「どこ?」と思ってたけど着いてから聞いたら写真に映ってる豆乳屋台のことでした。笑

体験予約は事前にFacebookから体験したい旨を送るとオープン時間(9:00〜18:00)とともに「OK, You can workshop」と返事がありました。
特に時間指定されなかったし私も細かい時間は聞かなかったけど、当日お昼頃にわらわらと学生たちが来て用意されたお昼ご飯食べた後にワークショップしてたのでそのタイミングに重なってたら体験しずらかったかも?と。
なのである程度都合の良い時間を事前に聞いておいた方が良さそうです。
ただやり取りした感じだと直接ウォークインで「藍染体験させてください」とお願いしても(空いてれば)OKそうな雰囲気でした。
藍染め体験開始!

藍染体験の流れはこんな感じ!
1)染めるものを選ぶ
2)デザインを決める
3)生地を畳んで輪ゴムで止めたり木型で止める(デザインによる)
4)藍液に浸す
5)液から出して少し時間を放置(色を定着させる)
6)生地を水洗いする(余分な色を落とす)
7)乾かして完成
料金については選んだ生地代のみで染めたい生地選びは20バーツからあります。
体験料を取らないなんて良心的ですよね!
それでは藍染めスタート〜
1)生地を選ぶ!
自分が染めたいものをここにある中から選びます。衣類からトートバッグ、大判ストールやハンカチタイプのものまで。 Tシャツや一枚布はサイズ別にありましたよ(奥の引き出し)


2)デザイン決め!
見本のカタログから好みのデザインを選択。これが結構色々あって迷う〜。
自分が作りたい!着たい!使いたい!デザインを選んでいきます。ウド男氏はTシャツを選んだのでTシャツデザインから。ウド助は簡単そうなハンカチにしたのでハンカチデザインの中から自分で好きな柄を選ばせました(写真以外の柄)


私はトップスを選んだのでトップスデザインの中から選択。さてさて写真通りうまく染まるのか!?


3)デザインに合わせて模様の型取り
選んだデザインによって染める前に模様付け。ウド男氏は模様の部分を輪ゴムで止めていく作業。ウド助はハンカチを折りながら木型を挟む作業。これ、4歳児一人では難易度高すぎたので親がサポート。
スタッフが一人付いて教えてくれるけどタイ語の説明が理解できず見よう見まねでなんとか完了。笑


私は片側半分を紐で等間隔に結んでいきました。なるほどなるほど、白く残したい部分を輪ゴムやら木型やら紐で結ぶ(挟む)ってことね。ということで3人分完成した図がこちら。

4)藍液に浸す
さっ!いよいよホームから作られた藍液に作品を浸していきますよー。エプロンと手袋を付けて準備オッケー!エプロンは子供用サイズもあってウド助にも付けてあげました。よく似合ってて可愛い♡

それにしても凄い色!!どろどろとした藍液の中にまさかタマリンドが入ってる、なんてことは後で知った!プレー県ではタマリンドを加えるのがスタンダードらしいです。生地が緑色に変化するのも面白い。

この藍液に浸すのを繰り返すことで色が濃くなっていくんですね(゚∀゚)
ウド助のハンカチは一緒に持って液に浸すと変化した白いハンカチを見て不思議そ〜な表情してました^^
5)6)生地をしばらく放置した後水で洗う
藍液に浸した生地は色を定着させるためしばし放置。10分もなかったかな?

その後輪ゴムやら木型、紐をそれぞれ外して並んだ桶の水でじゃばじゃば洗います。が、この作業はスタッフの方がしてくれました。手が汚れちゃうからかな?

7)作品を乾かして完成!
他の方の記事では「1時間ほど干して乾かした」とあったけど何故かアイロン掛け・・!??

理由を聞くと今日は雨で天気が悪いから干しても乾かないとのこと(この日は雨が降って天候悪し)
だからアイロンで乾かしてくれてたんですねー
ただ受け取った時は微妙に生乾き感があったので無理を言ってお昼ご飯を食べに行ってる間、濡れない場所にハンガーで乾かしてもらうことに。
完成したウド助のハンカチがこちら。花柄を選んだウド助。仕上がった自分の作品を手にして「◯◯(名前)のハンカチ〜❤︎」と喜んでました^^

ウド男さんのTシャツもいい感じに仕上がってて本人も喜んでました♪
私は・・というと写真とはちょっと違ったものの大満足♡
何より一から選んで作業して完成させたってことが嬉しい!モノづくりっていいな〜と再認識しました(´ω`)
併設ショップ 他

センター内には藍染製品のショップが併設されてるので生地が乾く間に見てもいいですよね♪
ウド助用にTシャツが欲しかったけど子供服は種類が少なくサイズもなかったので断念。ということで自分用に一枚買いました♪( ´θ`)ウフッ
他にもセンター前通り沿いにはトゥンホーン市場周辺含め沢山の藍染製品が並んでるショップがあるので買い物に最適♪ 『TAN-RAWEE』(地図)というショップも可愛かったです。

車内で父子が待ってる状態だったので他のショップをゆっくりと見て回る余裕はなし!車の窓から顔を覗かせて「マ〜マ〜〜、まぁだぁ〜??」と大声で叫ぶ子がいるからなw
あとカフェなら他の方もオススメしてた『Indigo House Cafe』(地図)が良さげでした。ここは宿泊施設が併設してるカフェのようでホテルは写真を見る限り藍色のインテリアが可愛いです。
まとめ
初めて行ったプレー県での藍染め体験はとっても貴重な経験となりました。ウド助も楽しめたようで何より!
プレーはお隣のナーン県と同じく静かで長閑な雰囲気がいいですね。
とにかくお寺が多くて自然がいっぱい!車で走ってると普通に牛も見れちゃう。
今回は限られた時間だったのでプレー観光の方はできなかったけど、次は地方で観光巡りもいいなーとウド男さんと話してました。
77県もあるタイランド!有名な観光地だけじゃなくプレーみたいに「〇〇が特産地!」ってとこもいいな〜
ラムパーンも行きたい。笑
住所:5589+RWC, Yantrakit Kosol Rd, Thung Hong, Mueang Phrae District, Phrae 54000(Google map)
営業時間:9:00〜18:00
電話番号:089- 851- 3048
駐車場:施設付近の大通り沿いに停車
ウド子
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