バンコクで妊娠した私の妊婦健診記録【BNH病院編】

サワッディーカァー(^人^)

大変遅ればせながら・・

私がバンコクで妊娠してから通っていた病院の妊婦健診の内容・費用について書きたいと思います(ほんま遅いわ !)

バンコクで妊娠が発覚すると「さてどこの病院に通おうか?」とみんな迷いますよね。私自身も、うーーむと迷いました。

なにせバンコクで友達が少ない、ましてや子持ちなんてほぼ皆無(寂しい。。)

情報を得ようにも自分で病院のサイトを見て色々比較したりネット情報を参考にしたりして決めるしかない!あとは通ったことのある病院の印象とか。

病院決めは場所(通いやすさ)評判、金額などを考慮して決めると思うけど、評判って身近な友達から聞くのが一番確実ですよね(経験論強し)

緊急時を考慮して通いやすさ第一で決める人も多そう。

そんなこんなで結局私が選んだ病院についてのネット情報は本当に少なかった!

それなのに何故ここにしたのか( ˙-˙ )?ということも含めて書いてますのでこれから同じ病院で受けようかどうか迷ってる人、いくつかの病院を比較してから決めたいと考えてる人の参考材料になれば嬉しいです(=゚ω゚)ノ 

私が選んだ病院、BNH病院とは?

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BNH病院はシーロムにある1898年に設立されたバンコクで最も古い私立病院。

バンコクに住む外国人のために作られた病院だそうですよ。

詳しくはこちらのサイトでも紹介されてました。

BNH病院 – BNH Hospital | シーロム (Soi Convent ) – 総合病院 | バンコクフリーペーパー WOM Bangkok

↓↓↓病院のホームページはこちらより

BNH Hospital | The first private Hospital in Thailand | Hospital in Bangkok

ファランのために設立された病院とあってか、病院の周辺には二箇所の教会やキリスト教主義のスクールがあります。

初めて院内を訪れたときは、バンコク市内にある他の私立病院に比べると一番病院らしい病院という雰囲気の病院やなぁ〜という印象を受けました。

他私立病院で見られるピアノ演奏もなく、広々とした白基調のロビーは落ち着いた雰囲気で清潔感あります。

また院内はゾーンA、Bと分かれていて、他の病院に比べると移動がしやすかったです。

待ち時間が長いときに過ごせるお洒落なカフェもあります。

Cafe Mademoiselle (BNH) | BK Magazine Online

あと、広くはないですけど院内で働くスタッフが利用しているフードコートもあります。ここは一般の人も利用出来るので私も利用したことがあります^^

そして病院前、コンベント通りを挟んだ向かい側にはいくつかの飲食店やカフェがあのでここで時間を潰すことも可能!

歩くバンコクで紹介されていたイエンタフォーのお店や、実は結構美味しい&人気店が並んでたりする♪( ´θ`)

因みに私とウド男さんは一度しか行けてないけど『Yellow Rice』というお店がお気に入りです。あー、また食べたい。

『Yellow Rice(イエローライス)』で食べた"ダルマカニandアルゴビ"が絶品!!@BTSサラデーン

BNHを選んだ理由

唯一、日本人で子持ちの友人が妊婦健診&出産に利用した病院で『アットホームで先生も優しく説明も丁寧で選んで良かった!』と聞いていたから(友人は通いやすさと出産パッケージの値段で決めたよう)

あと私自身検査で一度だけ利用したことのある病院で、その時の印象も良かったんですよね。

サミティベート病院で出産する日本人は多いと思うけど、私自身利用した際に良い印象が持てなかったのと混んでるイメージがあったので、そもそも選択肢にはなく・・。

BNHは母子手帳がないのでサミティベで購入しました(300バーツ)が、その際産婦人科を訪れたら待合室はやはり混んでいました^^;;

バムルンは高いと聞いていたしラマ9は一度も行ったことがなくて場所的にも流石に通いにくいので除外。

バンコク病院は何度か通院でお世話になったことがあり印象も悪くはない。また産婦人科には有名な日本語が話せるソンブーン先生という方がいらっしゃるのでバンコク病院でも良いかな〜

そう思い、流産を経験した際に一度お世話になったのですが、その時の印象がなんだか心許ない対応に感じたのでなんだかな〜と。。どちらかというと産科ではなく婦人科(不妊治療)を受診するのであれば凄く名医なのかなぁという印象を受けました。

医療関係は日本語通訳必須なのでこの条件を満たすことを含め、上記で挙げた理由や各病院のホームページを見た結果、

BNH病院一択!!となったわけです( ^ω^ )

通いやすさで考えても、結局どの病院も駅からシャトルバスやタクシー(もしくはバス)を利用しないといけなかったので、BNHはBTSに乗ってしまえば駅から徒歩圏内だったし、遠くて通いづらいという印象はありませんでした。

妊婦健診の内容

妊娠28週で日本に一時帰国する予定だったので、BNHの妊婦健診に通ったのは妊娠検査を含めて全部で5回。

回毎の妊婦健診の詳細を書いてみました。

(あくまで私個人の場合で、実施内容についてや説明のされ方は担当医師や妊娠状況によって変わってくると思うので参考程度に読んで頂けると幸いです!)

<1回目> 妊娠6週2日

初回は妊娠検査で訪れました(→ 結果、妊娠していた)

まず血液検査をして妊娠数値が高ければエコー検査という流れ。

数値が低ければ2、3週間後にまた来てくださいと言われました。

その後、妊娠している仮定で話が進み妊婦の禁止事項について説明を受けました。

生ものや衛生的に良くないもの、搾りたての牛乳や生のチーズはダメよ〜

歩くのは大丈夫だけど、疲れるぐらい歩き回ったり激しいスポーツはダメよ〜

妊婦にカフェインがあまり良くないのは知っていたけど、念の為聞いてみると週に二、三回程度に控えてね〜という回答。

血液検査の結果、数値が高かったため経膣エコー検査へ

→ 妊娠6週2日であることが判明。心拍音もこの日聞くことが出来ました。

感動( ;∀;)

その後診察室で詳しい説明を受けました。

次回の健診内容やそれ以降の健診スケジュール、次回健診時までの流産の確率やダウン症検査についてです。

<2回目> 妊娠13週2日

体重、血圧、体温の計測(身長は毎回口頭で聞かれる)

その後、経腹エコー。エコー画像を見ながら説明を受ける。

早くもこの時点で赤ちゃんの性別を知りました。

先生に『知りたい?』と聞かれて私はえーっ!もう?と戸惑いを見せていたんですけど、隣にいたウド男さんが知りたい!と言うので聞いてしまいました。

私は妊娠前から根拠の薄い理由で女の子だろうと思い込んでいたのですが、

意外にも男の子だったことにびっくり(゚ω゚)

次に事前に夫婦で話し合って受けることに決めていたダウン症検査(血液検査)へ。

ダウン症検査には3種類あるとの説明を事前に受けていました。

1つはスクリーニングテストといって、ダウン症の確率が高いか低いかだけが分かる検査(低いからといってダウン症の子が生まれないとも言い切れないようです)

2つ目は採血による検査で99%の精度がある検査。

3つ目が羊水検査で100%の精度、ただし流産のリスクあり(0.5%〜1%の確率)

ということで私たちは2つ目の検査を選択

この検査では他にも母体と胎児両方に影響がある血糖値、白血球、風疹、B型肝炎、梅毒、甲状腺刺激ホルモンなどについても調べられるとのことでした。あと性別も。

結果は10日後、希望していた通りメール(書面添付)で知らせてくれました。

この日、日本で里帰り出産することを伝えると28週までに帰国することを勧められました(日本の医師に少しでも長く診てもらえた方が良いという理由)

最後にマルチビタミン剤とカルシウム剤を処方してもらい終了。

マルチビタミン剤を飲めば葉酸の摂取は必要ないそう。

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カルシウムの錠剤が大きくて歳のせいか飲み込むのに一苦労。

毎回半分に割ってから飲んでました。

<3回目> 妊娠19週2日

この日は一番大事な検査と言われていた日。赤ちゃんの成長具合を見る検査です。

経腹エコーによる検査で、脳に異常はないか、手足の指は5本ずつあるか、心房・心室が2つずつあるか、背骨がちゃんとあるか、口が割れていないか・・などなど、1つずつ異常がないかチェックしてくれていました。

その後、子宮頸部の長さを見る経膣エコー検査。希望しなければしないことも選択出来ましたが私は受けました。

エコー検査はこの日で終わり!

この時期になると軽いジョギングやウォーキング、無理をしない程度の水泳やヨガはしても良いよーとのこと。

<4回目> 妊娠24週2日

インフルエンザの予防接種を受ける。

28週頃に糖尿病検査を受けたり、32週で百日咳のワクチンを打った方が良いよー(推奨レベル) という説明をしてくださいました。この頃は日本の病院に通院しているのでそこでの判断になりますが、タイの病院だとそうだということが分かります。

毎回質問してますが今回も色々と聞いちゃいました。初めての妊娠・・不安材料はなくしておきたいですもんね。

<5回目> 妊娠27週6日

日本へ一時帰国する二日前の健診。

帰国して(飛行機に乗って)問題ないか、簡単な超音波検査を受けました。最後にフライト用の診断書を受け取りバンコクでの妊婦健診は終了。

妊娠8ヶ月で一時帰国した際に利用したフライトの詳細はこちら★

一時帰国でエアアジアの【プレミアムフラットベッド】を初利用!!

妊婦健診費用

それぞれの健診費用をまとめてみました。

妊娠費用がカバーできる保険には加入していなかったので全額自己負担です。

(アウチッ!)

<1回目健診:5,322バーツ>

(内訳)

・エコー検査:3,700バーツ(経膣・腹部両方)

・採血:750バーツ

<2回目健診:36,547バーツ>

(内訳)

・NIFTY検査(ダウン症検査):24,000バーツ

・その他検査:7,300バーツ

・エコー検査:3,700バーツ(経膣・腹部両方)

・マルチビタミン・カルシウム剤:675バーツ

<3回目健診:5,250バーツ>

(内訳)

・エコー検査:3,700バーツ(経膣・腹部両方)

・マルチビタミン・カルシウム剤:450バーツ

・採尿:350バーツ

<4回目健診:2,572バーツ>

(内訳)

・インフルエンザ予防接種:900バーツ

・マルチビタミン・カルシウム剤:450バーツ

・採尿:350バーツ

<5回目健診:3,150バーツ>

(内訳)

・エコー検査:1,900バーツ(腹部のみ)

・採尿:350バーツ

・マルチビタミンorカルシウム:150バーツ

(↑↑↑どちらだったか忘れました

BNH病院でかかった妊婦健診費用総額

52, 841バーツ(約186,000円) ※レートは記事更新日時点

 それぞれの内訳金額にプラス毎回かかるドクタフィーやメディカルサービスフィーなどが加算されています。

栄養サプリは市販の薬局で買っても良いと言われたけど処方してもらいました。値段は処方してもらう量によって違います。

あと毎回エコー写真と画像をCDRにしたものを貰えました(もちろんその費用も含まれてるはず・・)

それにしても2回目の費用が痛かったーー( ゚д゚)

ダウン症検査などの費用がバカ高い!それでも日本に比べれば安い方なんですよね^^;;

選んだ検査が高かったというのもあるけど、どうせ受けるなら高確率&安全な検査が良かったのでやむなし・・

BNH病院にして良かった点

BNH病院に通ってみて良かった点を挙げてみました!

  1. 産婦人科の先生が優しく親切丁寧
  2. 産婦人科の待合いが毎回空いてる
  3. 通訳が毎回日本人で説明が分かりやすく対応も丁寧
  4. 院内が華美でなく落ち着く雰囲気で移動もしやすい
  5. 病院近くに美味しいご飯屋さんがある

産婦人科の先生は女医さんが多いのかな?

私の担当医師もここに通っていた友人も女医さんで、友人はこの女医さんが凄く良かったと言ってました。私を担当してくれた女医さんも一見可愛らしい先生ですが、もちろんちゃんと診てくれるし明るくて優しくこちらの質問も丁寧に答えてくれたし・・っていうかこんなに毎回色々聞いてくるのは多分うちぐらいじゃないかっていうぐらい聞いてたと思う・・

先生は英語を話されるので日本人通訳の方は英語→日本語で伝えてくれるのですが、初めて診察を受けたときは、『何か前もって先生に伝えておきたいこととありますか?』と聞いてくれたり、薬にまでわざわざ日本語で書いてくれたり(いつ飲むのか、マルチorカルシウム剤)とにかく最初から最後まで本当にきめ細かく丁寧に対応頂いたという印象です。

ちなみに付き添ってくれる通訳さんは17時までなので、それ以降に診察を受けた際は電話越しに通訳対応してもらえました(毎回かどうかは分かりません)

とにかく毎回安心して検査を受けることができましたねー。

値段が他の有名病院と比べてどうかは他の方のブログを拝見していても分からない(検査内容が違ったり詳しい金額の内訳記載がない)ので比較が難しいのですが、個人的には総合的に満足度が高かったです^^

病院に行くのが毎回楽しみでもありました。今日はどこ食べ行く〜?って。

逆に悪かった点・・強いてあげるならやっぱり値段が高いこと。。と言ってもこれはBNHに限った話ではないと思いますけどね^^;;

特別不満に感じた点はなかった。というのが正直な感想。

毎回健診に付き合ってくれたウド男さんにも聞いたところ同意見でした。

まとめ

今回の妊婦健診ではBNH病院を選びましたが、今後もし第二子を授かる・・なんていうことがあれば、またBNH病院に通いたいなぁ〜と思っています( ^ω^ )

はぁ〜

やっとこさまとめられてスッキリでございます♪( ´θ`)

この記事を読まれている方はきっと現在妊娠中の方、もしくは妊娠を希望されている方だと思います。

どうか無事に元気な赤ちゃんが産まれ(授かり)ますように(´ω`)

タイ人が可愛がってくれるので安心してくださいね♡

日本で緊急帝王切開で出産した記事です。赤裸々に綴ってます。

興味のある方はどうぞ〜

緊急帝王切開による出産記録① 緊急帝王切開による出産記録②

ウド子

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2 COMMENTS

あゆちん

ウド子さん、
子育てに家事にご苦労様です(^-^)
海外での妊婦検診は、保険に入っていないとかなりの金額なんですね~!
日本では、特に私の住んでいる東京都○○区では、特別な血液検査以外は、区から配布され数十枚の「妊婦無料検診票」で、毎回無料でした~(^.^)
これは、無料が当たり前と思わす、有り難く感謝しながら使わせて頂く環境なんだと、改めて思いました!
それにしても、バンコクの私立病院は通訳さんもついて、検診からお薬の説明やメモなど、至れり尽くせりなんですね~。
この環境なら、バンコクでの妊婦検診もかなり安心ですね(^-^)

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bochibochika

あゆちん
コメントありがとうございますー!
そうなんです、高いんです(泣)
私も8ヶ月から出産までの間は日本の病院で健診を受けたんですけど、あゆちんさんと同じく無料検診票があったので、日本の助成制度めちゃめちゃ有り難いやん!という気持ちで受けてました。笑
バンコク在住者で英語やタイ語に不安のある人はやはり日本語通訳がいるところを選択されてますね。
その分料金も高いですけどこればっかりは安心に変えられないですしね。
とにかくバンコクは不自由なく暮らせるところです。

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